以前書いたオルガンとギターをくれたお姉ちゃんには弟がいました。
私より4歳上。

当時お兄ちゃんも中学高校と吹奏楽部にいてトロンボーン
おばちゃんに連れられて定期演奏会を聞きに行きました。
他の演目は忘れましたが
トロンボーンパートが全員前に並んで
「76本のトロンボーン
を演奏したのです。
トロンボーンパートのお兄ちゃんは花形奏者

今思えばその頃から漠然と吹奏楽部に憧れていたのかも知れません。


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「76本のトロンボーン」

そんなお兄ちゃんは独学でトランペットもやっていました。
バイトして廉価楽器ながらやっと手に入れたシルバーカラーのペットでした。

ところが大学に入った頃にはブラス熱もさめて
「Kちゃん(私の事)、金管って興味ある?良かったら持って帰るか?」

金管楽器の心得は全くなかったのですが金管に興味…と言うより
楽器すべてに興味があったワタクシ。

苦労して買った楽器だろうに、くれると言うのでアッサリ頂いて帰りました。

高校時代から仲良くしていたトランペット・パートの友達に教えてもらったのですが
金管って大変

太鼓族はとりあえずズブの素人でも叩けば音は鳴るのに
まずマウスピースの音すら出ない

ピストンを押して音階なんて夢のまた夢でした。

結局、ろくすっぽ弾けないまま
今度は従妹が吹奏楽部の入りトランペットパートに所属。
学校の楽器があまりにアチコチ凹んでボロボロだと言うので
お兄ちゃんに断って払い下げました。

今は吹いてるのかなぁ?