昨日は7月納めのレッスンだったのに
まだ明けませんねー今年の梅雨。

私の場合暑さがパニック発作の引き金になるから梅雨のままで良いんだけど
チェロを背負ってると濡らさない様に気にしながら傘をさして
カバン持って…
以前、右鎖骨骨折が拗れて13時間の手術の後も庇うからそりゃーもう大変。

レッスンの日だけは雨は勘弁して欲しい。

いやいや、今日は梅雨の話じゃないわ。
今やってるベートーベンの「悲愴」のお話。

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今日のレッスンは楽器を出して一通り用意はしたけど1度も弾いてません。
何をしてたか?と言うと先生と「悲愴」について議論してました。

まず、参考の動画を。。。



これの3分5秒から第一主題に戻るのですが
その前の「EーE、EーE、♭E-♭E...」
は全部D線で弾いて
私は第一主題の「D-C-..」は新たにG線で弾きたい。

なのに先生は主題に戻る1小節前の「♭E-♭E...」からG線で弾くように。。。と。

・・・な・ん・で・・・?

そんなん、そこだけ音質変わるやん。
いや、ホントはどの線で弾いても同じ音質を出せなきゃいけないんだけど。

そこを質問すると
「そもそもこれは”ピアノソナタ”だから線による音の違いなどは考えられてないんです。
それにベートーベンの初期の性格ってこういう書き方なんです。」
って。

確かにピアノソナタだからと言う所は納得。
けど、初期の性格?。。。性格って何?

と、どうしても腑に落ちない。
そこを何度も話すけど堂々めぐり。
一介の生徒がアレコレ言ったところで某フィルの首席チェリストには歯が立たず。
。。。負けました。

いや「討論」じゃないんだから勝ち負けはない・・・っか。
そうこうするうちにレッスン時間が終わりました。

生徒なんだから先生の教えをもっと素直に受けなきゃいけない?
でも分かって納得するまでこうして議論するのも。。。いいよね?