しばらく振りに吹奏楽部時代の話に戻ります。

高校に上がる年の春休みが終わり
四月になると本入部がゾロゾロと入ってきます。

わがパーカッション・パートにも同級生が2人入ってきました。

2人ともが中学からパーカッションをしていた経験者。

3人しかいなかったパーカッションに私が入った当初は
まるで「救いの神」のように歓待されましたが
2人が入部してくると
先輩達の期待は当然、即戦力になる2人に注がれます。

ゴールデンウィークはじめに迫った演奏会のパートも
どんどん彼女らに与えられて行きます。

。。。そんな事は当たり前だし
頭では理解出来る。

けどやっぱり悔しいのよね~…と言うのが正直なところ。
(了見の狭いヤツですいません)

ただ、鬼顧問は経験の有無や年数で序列をつける人ではなかったので
良い音さえ出せれば舞台にも上げるし
ソリストもやらせてもらえる。

「3年のブランクがあるなら3倍練習したら1年で追いつける。」
と信じて毎日ひたすら机をトコトコ…叩く私でした。