ここ2日、野暮用が重なってブログを留守にしててすいません。

今日は立場変わって演奏者側
ステージでの衣装の話題です。

オーケストラでの演奏者のドレスコードは「ブラック・タイ」が殆どです。
一昔前は指揮者と言えば燕尾服が一般的でしたが
佐渡裕さんや井上道義さんなどを見ても分かるように
最近では変わり襟のジャケットなども指揮者の正装となっています。

アマチュアのオケや吹奏楽バンドでは映画音楽やポップス、サルサなどでは
おそろいのトレーナーにデニムと言ったラフな恰好の時もあります。

その時は、たいていは演奏会開催に当たっての実行員会が組まれていて
そこで衣装が決められるので、奏者が衣装に頭を悩ませる事はありません。

よくネットの質問で見かけるのがレッスンの発表会に関してです。

私がピアノをしていた時は前述の通り、先生のお宅で行われるホーム・コンサート
だったので、ジーンズにTシャツといった本当に普段遊んでいるままの服装の子もいました。

私は母が見立てた白が基調で裾、襟の縁がラベンダー色のワンピースに
白いレースが付いたハイソックスという「ちょっと改まったお出かけ風」と言った服装で出ました。

その時は、母が買い与えた物をただ着ていただけで
演奏会、発表会の衣装として自分で悩んだワケではないです。

じゃあ、結局何を着ればいいのでしょう?

ココからは私見ですが
あまりにもラフな恰好では師事している先生に恥をかかせる事になります。
あわせて
入場料を取ってようが、無料だろうが
「人様に自分の演奏を聴いて頂く。」
と原点に立ち返って考えれば、おのずと答えは出るはずです。

そこに加えて楽器の特性上
バイオリンやピアノでは肩周りの動きを妨げないようにだとか
マリンバなど立奏で動かなければいけない楽器なら引きずるほどのロングドレスは避けるとか
チェロなら足を開かないといけないのでタイトなドレスは向かないなどを
考えればよいと思います。

私個人としては
デニムにTシャツはちょっと頂けないな~
(ロックやポップスはまた別。)